お詫びと雑感５

更新が滞ってしまっている。日本の確定申告やら現地の税務処理やらVISA関連書類の間違い発覚やら仕事の効率が下がるやらでものを考えて書く時間が減るというのはとても愚かな事である。

そもそも、時間がない、という言い訳が大嫌いだった。

何をするにも、『忙しくて』。『時間がなくて』。こういう人はたいてい、時間を無いことにして余計な事を考えなくて済むように、頭が楽できるように考えているだけである。要は、サボっているのである。

だから、時間がなくてエントリを更新する暇がなかった、とはとてもではないが言えたものではない。単純に、サボっていたから更新できなかったのである。

そんな折に思い浮かんだ雑感など。

■世紀の大発見、『STAP細胞』リケジョ、快挙。

見ていて悲しくなってくるニュースである。科学的・医学的な事は何一つ分からないが、ノーベル賞受賞者が『未熟な研究者』として世紀の大発見をした身内女性研究者を断罪するという構図は、じゅうぶん悲惨である。

日本には資源がないから、他の国より熱心に基礎研究を行い、人やアイデアで飯を食わねば立ちいかないはずである。国を代表する研究機関で醜聞というのは、なにやら国力低下の証左を国民総出でやっているように見えて、葬式に参列して眺めている気分である。

■プロ野球オープン戦

ようやく始まった。海外に住んでいても自分の贔屓のチームはどうしても気になるものである。いい若いのがたくさん出てきたし、大リーグの楽しみもまた広がった。野球ファンとしてこれからが楽しみである。

■電王戦

将棋も、トッププロがコンピューターに負ける時代となってしまったのか。目が離せないイベントだ。

コンピューターの進化に思いを馳せる。

たとえば、iPhoneがリリースされる迄、誰がこのようなスマートフォンの爆発的普及を思い描くことができただろうか？おそらく、３０年前の大銀行の基幹システムまるごとよりも、高度なプログラムや大量のデータを取り扱うコンピューターが、誰のポケットにも入っているのである。

■春が

日本に春が来るころである。桜を、もう二年も見てないだろうか？桜の名所は今年も綺麗に咲き誇るのであろう、ひと目でも見たいなあ。