sametimeme's diary

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就活における面接に強くなるには

面接と一口にいっても様々な目的の元に様々な形式で行われるものであるが、日本では一般的に就職活動時のInterviewの事を面接と称する。僕もそうだったのだが、多くの20そこそこの学生がこの面接というやつの結果に一喜一憂し、いろいろとコツを掴んでいきながら意中の企業の内定を勝ち取り、ゴールである。

この面接にどうしても勝てない人がいる一方、筆記はイマイチだが面接ならいける!という人もいる。それは個人の素養やキャラに依るのであるが、面接に弱い人が面接に勝てるようにするために、とても有効な方法をご紹介しよう。

 自分が面接官になればよいのである。

どういうことかというと、とてもシンプルだ。自分が、企業の中で新人を獲得する立場に一度なってみればよいのである。

就職もしてない学生なのに何を言っているんだ、と考える人は考えが足りない。就職をしてない学生であるという事は、裏を返せばどんな仕事をしていても一向に構わないのである。そう、新聞配達のアルバイトをしてても、一部上場企業の執行役員をしていても、別に構わない。

つまりは、学生時代に起業して自分で人を雇うなり、ベンチャーなどで人事の職につくなどして、実際に人を獲得するという体験をしてみるのが、何より自分が面接に強くなる秘訣である。

そうすれば、

企業が利潤を追求するとは、どういう事か?人を雇うという事は、どういう事か?その二つはどのようにリンクされていて、それが実際の社員にどのような形のワークで落とされてくるのか?

そういう、学生にはまず理解できないであろう会社という組織の大きな流れというか、大まかな立ち位置というか、社会の中での会社、会社の中での社会、というのが理解できる。

どういう意図を持って採用面接を行い、どういうクライテリアで人を評価するのか。

これらを理解していないと自社の収益に直結するという立場であれば、必死で考え、必死で合理化するであろう。人を見る目を磨き、自分の価値観を確立できるであろう。

採用者の価値観や組織の方針、それらのクライテリアを乗り越えてくるのが、採用者、つまり、面接の勝者、なのである。

まず一度、面接者になってみんさい。

個人事業主としてほぼタダで事業を立ち上げ、アルバイトを2,3人雇ってみる経験をすればいい。高校生なんて月に2,3万あげれば喜ぶんだから、3人くらいやとって月に10万払うと過程すると、12ヶ月で120万円である。

120万円など、社会に入ってからの収入に比すれば吹けば飛ぶようなはした金である。大企業と零細企業の生涯賃金の差は1億とも2億とも言われる。たかだか120万やそこらで1億や2億も生涯賃金を増やせるなら、とてつもなく効率的な投資であると言えよう。

無論、給料は無駄払いするだけではない。ちゃんとそれらアルバイトを使って利益を上げればいいのである。アルバイト代を超える利益をだせば、120万円はらうどころか年間500万円くらいお小遣い増えちゃった、という事もありうる。今はPCでレバレッジのきくビジネスがガンガンできる時代なので、こういう話もまったく夢物語ではなく、現実的なお話である。

一度自分が採用面接という修羅場を、面接官の立場で乗り越えたことがあるならば、一般的な学生がやっている採用面接受験が、いかに安穏とした平和なものであるか実感するであろう。受験生という立場がいかに気楽で無責任であるか、幸せすら感じてしまうかもしれない。

控室で会話する学生たちの話題も顔も幼く感じ、面接官のほうにむしろ共感を抱くようになるだろう。面接官も、価値観の共通する君を仲間として見てくれる可能性は極めて高い。反対に、今度はオファーを出す会社をどう選別し、どう選ぶかというのがより大きな悩みになって来るであろう。

 

なかなか面接うかんなーい!!って人、まあ、こういう練習方法もあるって事です。

 

入社面接に年齢は関係ないので、たとえ就活浪人になってしまったとか、就活でうまくいかず大学院いっちゃった、とかって人でも、こういうノリでちゃんと社会にキャッチアップしていって下さいませ。